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活動レポートREPORT

東京の里山で稲作体験! 脱穀して稲穂から籾(もみ)を集めよう!【2023年11月4日実施 / 横沢入里山保全地域 / 田んぼ / 脱穀 / 米 / 東京 / ボランティア】

本日の活動は「横沢入里山保全地域」@あきる野市で脱穀体験です。
田んぼの周りには、秋の植物であるノギクやススキも見ることができます。

ススキ

脱穀する稲は6月に田植えをし、
真夏に田んぼの草取りを行い、先月稲刈りをしたものです!
「里山へGO!」で植え、育てた稲がいよいよ脱穀されていきます。

作業に入る前に…本日の脱穀作業では大きな機械を使用するので、作業講師を務めるNPO法人横沢入タンボの会の方から脱穀機の取り扱いについて説明を受けました。
また、今回は昔の農具を使った脱穀体験も実施。
千歯扱き(せんばこき)、足踏み脱穀機の使い方も丁寧に説明を受けました。

千歯扱きの使い方を説明

それでは、脱穀の一連の流れを見ていきましょう!
まずは、はざかけしてある稲を運び出します。
上下3段に干してある稲をはずして、脱穀機まで運びます!

まずは昔の農具に挑戦!

千歯扱き

江戸時代に発明されたといわれる千歯扱きです!
木の台の上から鉄製の櫛状の歯が水平に突き出した形をしている道具で、
今回は、お手製の竹製の歯の形状のものもありました。
なかなか籾と藁に分かれませんが、手作業と比べると段違いに早く作業ができます!

脱穀機

次は足踏み脱穀機に挑戦。
足踏み脱穀機は明治につくられた道具で、
足で踏むことで鉄製のひだがついたドラム型のものが回転し、
遠心力で藁と籾に分かれます。
千歯扱きより画期的に進化しましたが、
完璧に籾だけになるのは難しいです…。

最後に機械の脱穀機にも挑戦!
参加者は稲わらの運搬をします。

稲わらの運搬

機械の脱穀機

稲は機械に通すだけであっという間に稲と籾に分かれて「脱穀」されていきます。
昔の人は、本当に苦労しながらお米を作っていたのが、目に見えてわかりますね…!

脱穀後の籾

ただ、機械の脱穀機の中の構造などは、
足踏み脱穀機とほとんど同じで、
先人たちの技術が現代にもそのまま応用されています!
現在のように、好きな時にごはんが食べられるようになったのは、いろいろな人の苦労と努力の賜物ですね。

今回の作業はここまでで終了。
ここから、籾摺りをして「玄米」にしてから、
精米を行い、初めて私たちが普段食べている「白米」になります。
今日の作業は食卓に並ぶまでの長い道のりのまだ半分くらいです。
日々、ご飯が食べられていることに改めて感謝の気持ちが膨らみますね。
また、今回とれた稲わらも無駄にはなりません!
この稲わらは、翌年、田んぼの堆肥として活用されます。

縄で束ねたわらは、指定の場所に集積します。
集積した稲わらは、来年3月の体験プログラムで堆肥に使用する予定です!
次の活動への参加もお待ちしております♪

残りの時間で、横沢入の自然観察会へ。
稲刈りの終わった田んぼの中は、イノシシやタヌキの足跡など
哺乳類たちの冬支度の痕跡がたくさん見られました。

自然観察

自然観察

望遠鏡を使って紅葉や、野鳥を観察する時間も♪

ご参加頂いた皆様、お疲れ様でした!
お天気も良く、のんびり里山体験ができたのではないでしょうか!
それでは次回の里山へGOで、またお会いしましょう!!