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活動レポートREPORT

青梅の夏!間伐で森を育てよう!【2018年8月4日実施 / 青梅上成木森林環境保全地域 / スギ・ヒノキの間伐体験 / ベンチづくり / 里山や生きものの話 / 川の生きもの観察 / クラフト体験】

 

本日は、「里山へGO!」では初めての開催となる、青梅上成木森林環境保全地域での活動です。迫力あるスギ・ヒノキの間伐体験や川の生きもの観察など夏休みにぴったりの企画もご用意しました。天気は快晴!今日も一日楽しく活動していきましょう♪

 

今回のメインイベントはスギ・ヒノキの間伐!!活動場所は山の上になります。

ヘルメットやノコギリを装着して、まずは、活動拠点まで登山です。運が良ければシカに出会えるかもしれません♪

 

急勾配が続きますが、登るにつれて、どんどんと風が涼しくなっていきます。

「天然のクーラーだ!!」とみなさん、喜んでいました!

 

途中、休憩をしながらリーダーがスギ・ヒノキの葉の見分け方について教えてくれました。

左の尖っている方がスギで、右側の平たい方がヒノキの葉です。勉強になりますね♪

 

巣箱に残った、鳥のベッドも観察できました!子供たちも興味津々に見ていました。

 

自然を十分に堪能し、活動拠点に到着です。まずは、リーダーから森の育て方と山に住む生き物についてレクチャーを受けました。

 

レクチャーの後は、いよいよヒノキの間伐です!まずは、リーダーによる間伐デモンストレーション!実際にどう切り倒すのかを見ます。ミシミシ、ギシギシ、ググググ、ドッシーン・・・オオオ!!パチパチパチ。木が倒れた瞬間、歓声があがりました。

 

デモンストレーション後は、いよいよ参加者のみなさんによるヒノキの間伐です!

始めに、木を倒す方向を決め、その方向に引っぱるため、ロープを木にかけます。ロープを左右に持ち、波打つようにうごかすと、反動で木の上に上がっていくというのですが、コツがいるらしく中々うまく出来ません!!

 

 

ロープをかけたら、交代でノコギリをひいていきます。木が徐々に傾きはじめたら、切っている人は安全な場所に退避し、他の人がロープを引きます。すると、ミシミシミシー、倒れる瞬間は、先ほどのデモンストレーションの時よりの大きいウォー!という歓声が出て、無事に倒れたら自然と拍手が起こりました!

 

倒したヒノキの切り株はこんな風になっています。とってもいい香りがしました♪

 

木を切り倒したあとは、みんなで協力し、枝払いし玉切りにしていきます。

 

続いて木の皮むき体験。水分が多く簡単にスルリとむけるので、快感です。みなさん、夢中で皮むきしていました♪

 

皮むきが終わり、綺麗になったヒノキを使用し、今度はベンチを作ります。

 

ちょうど良い長さに切りそろえ、かすがいで止めたら、ベンチの完成!!自分で作ったベンチ、嬉しいね!友達に自慢できるね♪

 

プログラムの最後は、班に分かれ、川で生き物観察とクラフト体験です。

川では、みずすましやヘビトンボの幼虫など様々な生き物に出会えました。

 

見つけた生き物は、白いトレーに入れ、虫めがねで観察。細部まで良く見えるね!

 

一方、クラフト体験では、巣箱作りに挑戦です。

 

スギやヒノキの葉で飾りつけし、オリジナル巣箱の完成です♪

 

最後に記念写真を撮って、本日の活動は終了です。
みなさまお疲れ様でした!またのご参加をお待ちしております♪