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活動レポートREPORT

湧水の森の1日体験!【2018年10月27日実施 / 南沢緑地保全地域 / 自然観察 / 湧水 / 竹伐採 / 竹垣づくり / シュロの葉細工】

本日は、東久留米市のほぼ中心に位置し、東西には湧水が流れている南沢緑地保全地域での活動です。朝方降っていた雨も上がり、絶好の活動日和となりました。
清らかな水の音とともに、今日も張り切って活動しましょう♪

まずは、自然観察からスタートです。ここ南沢緑地保全地域内には水量豊富な湧水地があります。湧水地は落合川の源になっており、「落合川と南沢湧水群」は環境省の「平成の名水百選」として指定されています。透き通った水の流れを眺めながら地域内を散策しました。

また、リーダーから園内に育つ植物のお話をしてもらいました。実際に植物の葉や実を手に取って、じっくりと観察しました♪

道中で、サワガニがいました!美しい湧き水が流れる里山ならではの、素敵な出会いですね♪

普段は見ることができない東京都水道局の給水所内の湧水地も特別に観察することができました!中にはとてもきれいな湧水地があり、泉の底からは湧き水がポコポコと砂を巻き上げていました。

自然観察の後は、竹の伐採です。
のこぎりとヘルメットのセットを装備し、リーダーから安全な伐採方法のレクチャーを受けた後に、いよいよ作業開始です!!

伐採した竹は、後ほど作る竹垣づくりの材料にするため、枝を払い、一定の長さに切りそろえます。

次に、切りそろえた竹を、ナタとカケヤを使用し、ちょうど良い大きさに割っていきます!
節の部分がパン、パンと音を立てて割れ、竹林に響き渡ります。
みなさん「気持ちがいい~」と楽しみながら作業していました♪

節を綺麗に取り、先を尖らせると竹垣の部材の完成です!

続いては、竹垣づくりです。以前からある、古くなってしまった竹垣を新しいものに蘇らせます。

竹垣を作る場所に移動し、支柱となる太くて割っていない竹を、1メートル間隔に、カケヤを使って力いっぱい打ち込みます。

支柱を打ち込んだら、地面と平行に支えとなる竹を2本、横に渡して針金で結束します。

これで、竹垣の基礎部の完成です!!

間に、先ほど伐採して割った竹を入れ、打ち込んでいくと…

見違えるほど、綺麗な竹垣が完成しました!!新しくなると、気持ちが良いですね♪

竹垣づくりの後は、シュロの葉を使ってハエタタキを作りました。

シュロの葉の部分をヒモで編んで、先端を切りそろえると、オリジナルハエタタキの完成です♪

最後に記念写真を撮って、本日の活動は終了です。 参加者のみなさま、お疲れさまでした! 東京の里山へ、また来てくださいね♪