本文へ

東京の自然にタッチ 里山へGO! ログイン

活動レポートREPORT

城跡でヒノキの間伐体験!歴史と香りを感じよう!【2018年5月6日実施 / 勝沼城跡歴史環境保全地域 / ヒノキ / 間伐 / 竹伐採 / クラフト体験】

本日の保全地域体験プログラムは、ゴールデンウィーク最終日に開催です。
活動場所である勝沼城跡歴史環境保全地域は、勝沼城の遺構が現存し、スギ・ヒノキ林、アカマツ林、竹林などが広がる自然豊かな地域です。
さあ連休最終日です!思い切りリフレッシュしましょう♪

まず、地域内に生息する動植物や勝沼城の歴史について、リーダーの解説を聞きながら散策します。
勝沼城は、鎌倉時代末期(1300年頃)に築かれた平山城で、空堀(からぼり)や曲輪(くるわ)、虎口(こぐち)などを、現在でも見ることができます。
豊かな自然と歴史的遺産が一体となっている当地域は、将来に向けて残していくべき貴重な里山です。

散策から戻ると、ヒノキ間伐と竹伐採の2班に分かれ、午前と午後で内容を入れ替えて活動しました。
こちらは、ヒノキ間伐の様子です。
作業に入る前に、リーダーから正しいのこぎりの使い方や、安全な伐倒方法について教わります。

それでは、実際に切っていきましょう。
間伐するヒノキは太いので、順番にのこぎりを入れていきます。

ある程度切れ込みが入ったら、ロープをかけて、伐倒する方向に引っ張ります。
ヒノキ1本に皆さんの視線が集まります。

無事に伐倒できました!
引き続き、運びやすいよう枝払いと玉切りをして、一か所にまとめて集積しておきます。

午後のクラフトで使えそうな丸太は、皆さんにご協力いただき広場まで運びました。

一方、竹林エリアでは、竹が過密になっている場所を中心に、竹の伐採を行いました。
竹は比較的簡単に切れるので、親子一緒になって楽しめます♪

竹を切り倒したあとは、ヒノキと同様に枝払いをして、集積場所まで運びます。
たくさん持って頑張ろう~!

最後に、本日の活動で切り出した材を使って、クラフト体験を行いました。
こちらは、ヒノキ風呂の素づくりの様子です。
まず、ヒノキを輪切りにし、皮をむいていきます。

次に、輪切りヒノキを木槌で叩いて細かく砕き、

網袋に詰めて完成となります。切りたての良い香りがしますよ♪

ちなみに、今の時期のヒノキは、水分を多く含んでいるため、皮が比較的むきやすいです。
切り出した丸太の皮をはぐと…

こんなにきれいになります!
気持ち良いくらいに簡単にはがせるので、ぜひ一度体験してみてください。

そして、クラフト体験では、竹細工にも挑戦です。

おしゃれな小物入れができました。
ぜひお家で使ってね♪

皆さん本日は一日お疲れ様でした!
またのご参加をお待ちしております♪